今週末の6月29日(日)30日(日)に第24回全国トンボ市民サミット駒ヶ根大会が開催されます。
ハッチョウトンボの大きさは1円玉と比べてみるとわかりますが、世界で最も小さい部類に属するトンボです。もちろん、日本では最小のトンボです。
ハッチョウトンボが生息する環境は限られています。それは、一年を通して水が浅く張った陽当りのよい場所です。
駒ヶ根市周辺では、5月上旬から羽化が始まり9月上旬まで観察することができます。
羽化したばかりのハッチョウトンボは、雄も雌も褐色の体に縞模様がうっすらとあります。
雄はだんだん鮮やかなアカネ色に変化していきます。
1988年(昭和63年)に現在の駒ヶ根市南割公園に日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボの生息が確認され、「ハッチョウトンボを育む会」を中心に自然愛好家たちで静かに見守ってきました。