「駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムで自然・防災体験 夏休み親子体験イベント」が開催されました。
木の伐採、火起こししての炊飯体験(非常食づくり)、岩石標本づくりなど小学生の方には初めての体験ばかり、また親子が力を合わせての共同作業、夏休みの思い出&学習につながったと思います。
駒ヶ根観光協会では引き続き、このような自然を活用しての体験学習旅行を企画いたします。
ご興味あるかたは駒ヶ根観光協会までお問い合わせください。
↓以下、長野日報でご紹介いただいた内容の転用です。
駒ケ根高原一帯の自然や砂防施設を野外展示物に見立てて防災や教育、観光に活用する「駒ケ根高原砂防フィールドミュージアム」で11日、夏休み親子体験イベントが開かれた。一帯の自然を楽しみながら学ぶ体験プログラムの開発に向け、試行・検証を兼ねて実施。地元の駒ケ根市や宮田村の小学生の親子10組・23人が参加し、同高原の自然や防災について学んだ。
両市村や駒ケ根観光協会、国土交通省天竜川上流河川事務所(同市)でつくる活用促進協議会が主催した。太田切川周辺を歩きながら駒ケ根高原の成り立ちを学ぶ砂防フィールド探検、災害時を想定した非常食作り、太田切川の岩石標本作り、河川敷の支障木の伐採などに取り組んだ。
岩石標本作りは太田切川の岩石を調べることで高原の地形形成過程や土石流の力を理解する狙い。参加者たちは小さく仕切られた標本箱を手に河原に下り、岩石を拾い集めた。岩石は主にマグマが冷えて固まった火成岩、地下深くの岩石が高温や圧力によって新しい鉱物に変わった変成岩に分類することができ、大きな岩石はハンマーで砕いて標本箱に入れていた。
体験プログラムはフィールドへの来訪者、特に災害を知らない子どもたちに自然の力や災害を実感してもらう目的で、学校教育や自然体験活動をサポートしている団体に提供する考えという。