本日7/1(火)長野県南信州駒ヶ根、中央アルプス千畳敷カールの様子。
現在、アオノツガザクラ、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ヤマガラシなどの高山植物を見ることができます。
タカネザクラの開花はもう数日といったところでしょうか。
現在の千畳敷カール遊歩道ですが、千畳敷駅・ホテル千畳敷周辺から剣ケ池までは雪がない状況ですが、そこ以外はまだ積雪が残っています。
日本には野生のサクラの仲間(バラ科サクラ属サクラ亜属)は、エドヒガン・ヤマザクラ・オオヤマザクラなど基本種では10種類があります。その中で高山帯まで進出しているのはタカネザクラだけです。
この地方では、およそ海抜1,400m以上に分布し、亜高山帯では10mほどまで成長します。高山帯に生えるのは少なく、千畳敷では1m以下です。
北アルプスや南アルプスなどにも生えていますが、一般の人々が訪れることのできる山で、日本で最後にサクラの花見ができる唯一の場所が中央アルプス千畳敷カールです。