昨日開催の「イーラ」プログラムの「中沢食堂」の様子。
「中沢食堂」自分で収穫した野菜を駒ヶ根の名店「グリーンオックス」のシェフが調理するという体験型レストラン。
長いもを折らないように、そ〜っと掘る参加者のみなさん。
この日はジビエ鍋も登場しました!
「イーラ」は期間中延べ750人が参加しました。
↓↓長野日報11/19朝刊より
上伊那南部4市町村で、伝統文化や自然、料理などの体験交流企画を展開する「信州みなこい里山泊覧会イーラ」が18日、閉幕した。3年目の今回は10月20日からの約1カ月間に、地域資源を生かした64プログラムを実施。実行委員会によると、延べ約750人が県内外から参加した。
最終日は絵手紙やウイスキー工場見学など五つのプログラムが行われた。飯島町日曽利のキャンプ場であった「伊那谷の秋を『風景絵手紙』にして送ろう!」には4人が参加。洋画家の野溝嘉彦さん=伊那市東春近=の指導で、雪をかぶった中央アルプスや紅葉の里山を水彩で描いた。
初心者が多く、描き方を迷う参加者に野溝さんは、構図の採り方や色の使い方のコツを助言。参加者の女性の一人は「筆を持つのは中学校以来。イーラに参加するのは初めてだが楽しい」と話していた。
前回までは、NPO法人飯島中川政経人会議や地元住民らでつくる実行委員会主導のプログラムが多かったが、今回は公募して住民主体で実施。飯島町と中川村で始まった事業だが、今年は駒ケ根市と宮田村も本格的に参加し、行政も実行委員会に加わった。
実行委員長の下平洋一同会議理事長は、「3年で伊南全域に広げるという目標を達成でき、行政も関わって、官民の息の合ったまちづくりへの一石を投じることができた。イーラのプログラムの中から新しいビジネスが生まれることも狙いで、きっかけはできたと思う」と振り返った。
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