2つのアルプスに囲まれた駒ヶ根市は、観光のみならず星に親しむ絶好の地でもあります。
特に標高3,000mに迫る中央アルプス千畳敷は、ロープウエイで一気に上がることができ、晴れた夜には、無数の星たちが圧倒的な存在感で私たちに迫ってきます。
また、市街地の灯りから離れた家族旅行村や中沢地区、東伊那地区は、天の川が見られる十分な暗さがあります。
■主催:早太郎温泉事業協同組合
■開催日 7月26日、8月3日、8月16日
■場所 家族旅行村
■講師:日岐 敏明 先生(東亜天文学会火星通信同人)
■対象:早太郎温泉宿泊施設にお泊まりのお客様
(各施設より送迎のバスが運行されます)
■お問い合わせ:駒ヶ根観光協会 tel:0265-81-7700
■内容
○7月26日(土)
たなばた伝説の星たち、北斗七星のあるおおぐま座の悲しい物語などをご紹介します。また、火星、土星の2つの惑星が輝いています。条件がよければ望遠鏡で土星を眺めます。また、運がよければ水瓶座流星群の流れ星が見られるかも。
○8月3日(日)
前の日の2日が本来のたなばたの日です。昨年は13日がたなばたでした。いったいどうして?おりひめ星ひこ星をたどりながら、そのなぞに迫ります。
また、条件が良ければ望遠鏡で上弦の月をながめます。実は月も、たなばたの謎に関係あり。
○8月16日(土)
お盆の最終日。「本当の幸せ」をテーマにした宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』で、ジョバンニとカムパネルラが旅した星座をたどります。銀河ステーションから、さそりの火まで、列車に乗った気分でいきましょう。
話に登場するアルビレオの観測所の他、ベガの青白い光を望遠鏡で堪能しましょう。
※天候により予定が変更になる場合がございます。