千畳敷カールの夏は、高山植物が一面に開花する別天地。
150種類ほどの花が咲き競います。
■コバイケイソウ(小梅蕙草)
数年に一度群落をつくります。
■シナノキンバイ(信濃金梅)
千畳敷の代表花、来てよかった。
■ミヤマクロユリ(深山黒百合)
下向きに咲きます。登山家憧れの花。
■ヒメウスユキソウ(駒薄雪草)
白い綿毛に覆われています。
■ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
鋸状の葉が4枚輪生します。
■コイワカガミ(小岩鏡)
葉は、丸型、鋸葉、光沢があります。
■チシマギキョウ(千島桔梗)
花はうつむいて咲き白長毛があります。葉は鋸葉。
■イワツメクサ(岩爪草)
岩の間に生え、葉が鳥の爪に似ています。
■チングルマ(稚児車)
丈は10センチ。花後、羽毛状の穂に変化。
■ミヤマシシウド(深山猪独活)
花を傘状につける。夜空の花火を連想。
■似ている花の見分け方
ミヤマキンポウゲ・・・花弁に光沢があり、葉が細い。
シナノキンバイ・・・花弁に光沢がなく、葉は鋸葉。
ミヤマキンバイ・・・花弁の先がへこみ、梅花に似ている。