MENU

SIGHTSEEING SPOTS

HOME 観光スポット 国指定名勝 天台宗別格本山 光前寺

国指定名勝 天台宗別格本山 光前寺

長野県下屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広い信仰を集めています。
早太郎伝説と光苔、境内のしだれ桜と国の名勝に指定されている庭園が有名。

光前寺

施設情報

住所
駒ヶ根市赤穂29番地
電話
0265-83-2736
FAX
0265-83-4800
URL
http://www.kozenji.or.jp/
駐車場
有(普通車70台/ 大型バス可)

PR

天台宗宝積山光前寺は、不動明王を御本尊として、貞観2年(860)本聖上人により開山されました。本聖上人は比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑(たき)の中より不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開かれたと言われています。
以来、度々の火災により古記録等を失いましたが、武田、羽柴家の保護を受け、特に徳川家より地方寺院としては破格の六十石の朱印地(しゅいんち=江戸時代に幕府や大名より、神社、寺院の領地として承認された土地のこと)を受け隆盛を極めました。
明治以来多くの末寺等が廃寺となりましたが、今なお樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には、本堂、南信唯一の三重塔、三門、経蔵、仁王門、重要文化財の弁天堂、大講堂、鐘楼など十余棟の堂塔を備え、南信随一の祈願の霊場として広い信仰をあつめています。


本堂の前庭と本坊客殿奥の庭園、仁王門から参道を経て三門本堂へと続く直線状の伽藍配置、およびそれをとりまく境内林など境内全域約6.7ヘクタールが、光前寺庭園として文化財保護法による国の名勝に指定されています。そして境内南側(約11ヘクタール)は、県の環境保全地区に指定されています。
杉並木の参道や巨木が生い茂る境内は静寂な空気が漂っており、長野県下随一と称せられるほどです。


しだれ桜の名所としても有名で、開花期間中(4月中旬〜5月上旬頃。その年の開花状況によって異なります)はライトアップされます。
紅葉も見事で、10月下旬~11月上旬頃には境内各所に植えられたもみじが赤や黄色に色付きます。こちらも見頃の時期になるとライトアップされます。
また、光前寺には「光苔」が自生しています。参道の石垣の石の間や、本坊客殿奥の庭園に面した外縁の床下などに生えており、光線に反射して美しく神秘的な光を放ちます。4月中旬~11月上旬頃が見頃です。


他にも、本堂の脇には裏山から「延命水」と呼ばれる清水が引かれていたり、霊犬・早太郎伝説にあやかった可愛いおみくじやお守りを授かることができたり。
見どころたくさんの光前寺に、ぜひお越しください。


自動車利用:駒ヶ根ICから1km 3分
鉄道利用:JR飯田線駒ケ根駅下車バス15分、「切石公園下」下車 徒歩約10分

アクセス